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カテゴリ:本( 20 )

ただの偶然

旅行の時や長距離の移動の時は、いつも文庫本を持って行く。
今回は、末っ子に付き合って図書館に行った時に借りたもの。
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鈴木光司といえば、「リング」に続く「ループ」「バースデイ」や「らせん」「仄暗い水の底から」など、ホラー作家のイメージが強い。
しかし、家族の絆などホラーではない作品も多い。
作者は男性なので、当然、男性目線なのだけど、男性に都合のいいように書いてるな〜という不満は無きにしも非ず。でも面白いからいい(笑)

ほとんど読んでしまったのだけど、このシーズザデイはまだだった。
伊豆は海が近いし、いいかな、という程度。


で、びっくりしたのが、
1.下田に向かう踊り子の車内で読んでたのだけど、主人公は急遽伊豆に行くことになり、ヨットで下田へ向かうシーンがあったのだ。
ヨットを停めたマリーナってここかぁ、と実際に見ると、読んでても臨場感が出てくる。

2.主人公は17年前にフィジー沖で起こった事故について回想し、実際に沈船ダイビングをすることに。
17年という数字に注目すると、私も伊豆を訪れるのは17年ぶりだ。

3.フィジーの日本食屋の名前が「けやき」
私達が泊まった部屋も「けやき」

その他にも、なんだか一致するものがいくつかあった。

初めて読んだ本とここまで一致したことはなかったので、びっくりした。

キーワードは「導かれる」だった。
私も何かに導かれるのだろうか。
50歳の誕生日まであと1ヶ月を切ってしまった。

先月、長男に会った時に、誕生日に一緒にいられなくてゴメン、と言われた。新学期始まるから無理に決まってるし、そんな親の誕生日にこだわらなくてもいいのに(笑)

by jasmine-boo | 2019-08-06 07:05 | | Trackback | Comments(2)

心おだやかに

なかなか進まなかったけど、やっと読み終わった長編。
宮部みゆきさんの「おそろし」
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表紙はちょっと明るい感じのたぶん主人公のおちかさん。作中は重過ぎるくらい過去を背負っているので明るくはない。

おちかさんが過去の精神的なしがらみから解放されることを祈りつつ、両親は叔父叔母の家に出す。
そこでは、誰にも理解されない(誰もが聞きたくない)話を溜め込んで苦しんでいる人たちがやってくる。
おちかさんは、いわば傾聴ボランティア。
傾聴とは、自分の意見を言わず、アドバイスもせず、ただひたすら聴くこと。
(実際にそういうボランティアはあるが、かなりストレスになるらしい。辞めた人を知ってる)

おちかさんは共感し、心の涙で彼らの過去を浄化していった。
後半は過去と現在、死後の世界などなど江戸時代ファンタジーというか、一気に読み終わった。おちかさんももちろん辛い過去から解放される。

何が良かったかというと、
昔の人は、着物や帯の色や柄に意味を持たせていたということ。ただ綺麗なだけではなかった。その日の自分の意思や心持ちを表現する柄だったり、贈る側や贈られる側のメッセージが込められていたり。
なるほどなるほど。
ただ気分を上げるとか落ち着かせるとか勝負に出るとか、そんなものではなかった。

娘を立派に育ててもらった、これからもよろしくお願いしますという実母の気持ちが表現された着物。
今は辛いけど、そのうちきっと楽になる時がくるので頑張ってね、という着物。
あなたの過去と向き合い、辛くても受け止めますよ、という帯。

まるで花言葉のような、柄の持っている意味をちゃんと知っている昔の人の教養もすごいと思った。

SNSのない時代、飛脚だって簡単に利用できない時代、こんな形でメッセージを送り合ったのだ。

文章なので想像するしかないのだけど、映像化したらどうなるのだろう?と気になった。

by jasmine-boo | 2019-01-08 09:39 | | Trackback | Comments(2)

読書!

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久々に一気読み。
すごいスピードに巻き込まれる痛快コメディー。
実写版になったらすごいだろうな〜と思うけど、実際、東京駅を貸し切って数えきれないエキストラ使って…というのは無理だ。

読後感スッキリ。


筋肉痛2日目。
脚全体が痛い。
2日前、退屈だったので、ジムのランニングマシンで走ってみた。
全然息切れしないし、パフュームをBGMにしてガンガン走ったら楽しかったので、調子に乗って30分走ってしまった。
普段走ったことのない人が、急にこんなことするから…。
末っ子からは、どこか行こうよ〜お友達は家族で海外旅行なんだよ〜お父さんが帰ってくるうちはいいな〜とうるさい。

お母さんは高校の保護者会で疲れてるのだ。
センター試験がなくなる入試改革。
沢山の仮説とその対策をてんこ盛りにされて、頭がいっぱい。
私たちの時代とは全然違うんです!と40代前半の先生。(上の子の時は、みなさん、共通一次の世代ですよね!今のセンター試験は違います!なんて説明だったのに…時代がどんどん進む)

by jasmine-boo | 2018-10-07 08:02 | | Trackback | Comments(2)

高校生の恋愛ものは…

次男が「君の膵臓を食べたい」を観てきたら?としつこくすすめる。
映画館は暗いから泣いてもわからないよ、と。
(お主は泣いたのか…)
次男は自分が観て感動したものを共感してもらいたいのだ。
でも、泣けたとしても、もうきゅんきゅんしない。。。できない。。。

う〜ん、小説も読んだし、実写版もWOWOWで観たのでアニメはもういいかも。
確かにいいお話だけど、もう、高校生の恋愛ものは興味がないのだ。
これが年をとる、ということなのだろうか。
いや、娘でさえ、10代の恋愛ものにはついてけないな〜とか言ってるし(笑)

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こちらアラサーの恋愛もの。
百田尚樹さんの「プリズム」
ネタバレになってしまうが、多重人格障害のオリジナルの人格ではなく、交代人格の方に恋してしまう悲恋。
しかも不倫あり。
そして、この中では40歳は中年で、もはや自分たちとは関係ない世代にされてる。

そう、大人というか年齢が増すに連れて、残念ながら、恋愛ものは不倫だとか、離婚だとか、そんな内容になってしまう。
中年がきゅんきゅんできる恋愛ものはないかしらね。
おススメあったら教えて下さい。

高年、老年になるとまた素敵な恋愛ものがあるのかもしれない。

by jasmine-boo | 2018-09-14 17:54 | | Trackback | Comments(6)

読書読書!

ここしばらく、東野圭吾ファンのママ友から借りて読んでいた。
犯人探ししながら読んでて、必ず最後に裏切られる。というか、二転三転。
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by jasmine-boo | 2018-03-01 13:29 | | Trackback | Comments(2)

復活

昨夜は酷い頭痛で全然眠れなかった、しかもお腹がぺこぺこ。
頭痛時って薬もらってたけど、なんか嫌で我慢してた。

今朝は、まだ頭痛するけど薬いらないもんね。
しかも平熱。
熱がないって、なんて身軽なんでしょう。
家事もスイスイ〜って。

回復が早かったのは、たぶん食欲が落ちなかったから。
平熱+2℃以上をずーっと維持するのって、どれだけエネルギー消費するんだろう(計算できないけど…)。
家でゴロゴロしてるだけなのに、お腹はぺこぺこ。

体がたんぱく質を欲してるようだったので、昨日のお昼はチキンカツを食べた。
夜は、次男がお粥作ろうかって言ってくれたけど、そんな病人食やだーって(笑)、お肉を焼いて食べた。
高熱だから味覚もおかしくて、何食べても苦く感じるんだけど、お腹は満たされた。

末っ子の送迎は動けるママ友にお願いしたので、しばしの間ゆっくりできる。

昨日読み終わった。
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なんか切ない小説だった。
子供たちの学校生活の描写がすごく細かくて驚いた。著者が大人になってから書いたものなのに、10歳前後から10代後半までの様子がその年代の子が語ってるかのようにすごくリアル。

(ここからは、ネタバレになるので、読もうと思ってる方は、読まないで下さい)
寄宿舎のある学校で過ごす子供たちが、実は臓器提供のためのクローンで、その使命をそれとなく教育していく様子、将来何になりたいとか考えてはいけないという教え…。
絶対あってはいけないことなのに、自分の愛する人が臓器が必要になった場合、手段を選ばず、需要があるという恐ろしい世界。


by jasmine-boo | 2018-01-24 09:36 | | Trackback | Comments(4)

読書は大事

最近読んだ本。
ノーベル賞受賞者の本は読んでおかなければ、ということで、読んでみた。
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これ、翻訳するの大変だったんだろうなって思った。執事が語る物語なので、とっても言葉使いが丁寧。
マンガに出てくるわがままな主人に振り回される執事しか知らなかったので、執事という職業に必要な品格など、勉強になった。
けっこう読み終えるのに時間がかかった。

こちらは、ハマってしまい、一気に読んでしまった。末っ子から、ブーイングがいっぱい。
邪魔されながらも読み続けたのだった。
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近未来的な話。
夢を可視化することが可能になり、デジタル化されたものを夢読みという職業の人が解読する話。予知夢を分析して災害や事故を未然に防ぐのが目的だったが、どんどん話は別の方向に。
ユングとフロイトの夢判断を心理学で習った時から興味はあったが、小説とはいえ、夢の分析の仕方が興味深い。

by jasmine-boo | 2018-01-11 21:30 | | Trackback | Comments(0)

秋は読書でしょ

wow wowのドラマで東野圭吾氏の「片想い」を観ている。
中谷美紀演じる性同一性障害者は、演技もすごいのだけど、色々と考えさせられる。
共演者もすごい。
男女の区別って、あなたはどうやって区別しますか?の問いは考えさせられた。
制服で厳格に区別される日本の学校って、マイノリティの人たちは辛いだろうな。
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最近、ママ友が「放課後」を貸してくれた。
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読みかけの本があったのだけど、チラッと見ただけで、一気に引き込まれてしまった。
これがデビュー作とはすごい。

ママー、ご飯まだー?
ママ、読書しすぎ!
(ゲームのしすぎと一緒にしないでほしい。。。笑)

by jasmine-boo | 2017-11-24 09:29 | | Trackback | Comments(0)

朝起きると目元にハリ

久々に涙涙。
(若い頃は泣いた翌朝は目が腫れててヤだなって思ってた。でも、今は、目元がピーンとしてて…笑)
高校生2人の会話は、おばさんには面倒で何が面白いんだろうって思いながら読んだ。
でも、うちの子供たちもこんなんだったりする時がある。
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残り3分の1くらいで引き込まれた。
もちろん、主人公の気持ちに引き込まれて涙したんだけど、実は、主人公たちの母たちの気持ちを考えて泣けてしまったのだ。
こういう子供たちをもった母たちの気持ちに。
どうも、同年代の登場人物に感情移入してしまう傾向がある。
映画の方は小栗旬が苦手なのと、ネタバレサイト読んで観なくてもいいかな、と。

by jasmine-boo | 2017-11-15 09:39 | | Trackback | Comments(2)

こんな世界が

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原田マハの小説はまだ2冊目なのだけど、とても好きな小説家。
前回読んだ「本日はお日柄も良く」はスピーチライターという職業についてだったが、これはキュレーターという職業。
こんな職業があるなんて、今まで知らなかった。
すごい専門職なのだ。

これは、アンリ・ルソーの作品をめぐる物語なのだけど、いかんせん、アンリ・ルソーについての知識がなくて…。
去年だったか上野でやってた時に見ておけばよかった、と後悔。

前置きが長くなったが、キュレーターとは、自分が勤める美術館で○○展を開催したい、と計画した時に、世界中のどの美術館からどの作品を借りて来るか決めて、実際に交渉するのが仕事だ。
だから、あるアーティストについての論文で博士号を持ってるような専門家で、芸術に関する幅広い知識が必要だし、語学はもちろんのこと、交渉力もなければならない。

この物語は、ルソーの未発表の作品について、2人のキュレーターが真作か贋作かを長い時間をかけて調べ上げて講評する話。
素敵なドラマもあったりして、ここ数日、引き込まれていた。

あーあ、読み終わっちゃった。。。。次に夢中になれる本探さないと。

by jasmine-boo | 2017-08-28 09:41 | | Trackback | Comments(0)