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2016年 01月 13日 ( 1 )

20年という歳月

こんな大きな貝をビーチで拾った。
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ところで、シェリーとの20年ぶりの再会は随分と時代の変化を思い知らされるものだった。
故郷から離れているので、同窓会やクラス会には出席した事がないが、そういう再会とは違うんだろうなって思う。

シェリーとは会った時からずっと文通を続けていた。結婚する時に処分したが40通以上あったと思う。
アメリカに住んでた頃は、お互いに行き来したりしてたので交流はあったが、その後は引越しのお知らせやバースデーカードを送り合う程度。

その間に時代は変わり、eメールの時代になった。
国際郵便で何日もかけて届いて、返事をワクワクしながら待つこともなくなった。
送信すれば、あっという間。
なんとも味気ない。
しかも向こうはパパっとできるが、こちらは得意じゃない英文を考えながら書くのが億劫に。

会話も変化していた。
何か聞いても、
う〜ん、ググって!(Googleで調べて!)と自分で調べなくなった。
こっちも、
YouTubeの動画検索した方が早いかも、と説明を省略するありさま。
便利になった分、なんだか努力や工夫が減ったような。

アメリカでは政治と宗教の話をしてはいけない。
昔から言われていることだけれど、今もそうかもしれない。
クリントン氏とトランプ氏についてどう思う?なんて質問してみたかったが、やめた。
私が中東で長い間暮らしてたことを話すと、イスラム教について嫌悪感が一瞬でる人もいて、少し悲しかった。
実家がお寺なのに末っ子をキリスト教系の幼稚園に入れたことも、ちょっとびっくりというかクレイジーだ、と言わんばかりの反応。
ま、そりゃそうかも。
シェリーとその親戚は仏教徒。
宗派は違うが、お寺にホースステイできたことを親戚の人に感謝された。
というわけで、私を大事にしてくれた。

話が逸れるが、なぜ末っ子を今の幼稚園に入れたかというと、宗教以外では育児方針がバッチリ私の好みだったから。
仏教系の幼稚園も見学してみたが、宗派が違って御本尊が異なると、なんだかだめなのだ。。。。
育児方針も好きじゃなかった。
家に1人くらい、お祈りする子がいても良いんじゃない?お母さんが嫌じゃなければ、という娘の言葉も後押ししてくれた。

無知からくる嫌悪感や誤解、偏見を無くしたかったから。世界三大宗教についてキリスト教だけよく知らないから。毛嫌いしたくなかったから。

小さい頃から、同じ仏教でも他宗なんて!ましてやキリスト教なんて!と親が良く言わないと、子供はそのまま信じてしまう。
仏教が一番!○○宗が一番!なんて教えられると子供はそう思ってしまう。

いろんな宗教があって、みんなそれぞれ良いところがあるんだよって教えられたら違っていたかもしれない。

私は熱心な仏教徒ではないし、結婚してからはお寺へお参りに行くこともなくなった。
しかし、子供の頃から体に染み込んでる何かがあって、友人のキリスト教結婚式では落ち着かなかった。もちろん、末っ子の入園式でも心が穏やかではなかった。何かしら先入観があるのかもしれない。
一方、真っ新の状態で知ったイスラム教はすごく新鮮で好意的に思えた。イスラム圏で暮らすということは、文化や生活そのものがイスラム教に直結しているので、引っかかるところなく理解できた。嫌ではなかった。むしろ好き。

クリスマス礼拝などを体験して、少しずつ理解できてきた。
子供が歌う賛美歌も意外と可愛いくて親バカ心をくすぐる。

どの宗教にも良いところがある、簡単に比較して良い悪いなんて言ってはいけない、というのが正直な感想。

親の一言が子供に与える影響って大きいと思う。



by jasmine-boo | 2016-01-13 15:08 | Trackback | Comments(2)