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なんだかね…

何年も子育てをしていると時代の流れがよくわかる。
上の2人の時は伝統のまま引き継がれていたが、3人目の時は色んな変化があって過渡期で、多分、4人目の時は、それが当たり前になってしまっているか、また変化の時期になるか…。

脱ゆとりだとか、受験方式の変化も色々あるのだけど、わかりやすいのは運動会における変化。

子供って、危険だけど気をつけてやればできるはず、というギリギリのところでチャレンジして、クリアできて初めて達成感が得られる。そして、さらにステップアップを目指すのが理想的なやり方。

しかし、今は、絶対安全なレベルまで落としてやる気ないままなんとなくやって終わる。

残念な組体操。
事故が起きると教育委員会って一斉に禁止にする。学校によって違うのだから、それぞれに責任を持たせてやりたいようにやらせればいいのに、と思う。
微妙なところでモドキをやったりの過渡期もあったが、完全になくなった。
組体操だけでなく、棒倒しもなくなり、怪我の予防として男子の上半身裸もなくなった。

上の子たちの時は、日頃ムカついてるヤツを棒倒しのドサクサで殴ったり、蹴ったりもあったし、組体操だって、毎年1人は骨折する子がいたりしたが、だからこそ気を引き締めて本気で練習していた。そして完成度の高いものができていた。
小学校だって、100人ほどで作るピラミッドは圧巻だった。土台の子は膝に小石がめり込んでも耐えたし、真ん中の子は上下左右前後に囲まれた中で耐えていた。

そういうのもなくなった。
ただ、安全でシンプルなものになってもあちこちでバランス崩して落ちるのだ。
もはや身体能力がないから仕方ないのだろうか。

お昼も子供はお弁当を教室で、親は一度帰宅するか決められた場所で、というのが小学校でも主流になってきた。核家族化、共働き化、休日勤務あり、片親家庭の増加などなど、多様化する中での変化なのかもしれないが、なんか寂しい。
親子の会話の少ない家庭にとっては、運動会はいいキッカケになるだろうに。

by jasmine-boo | 2017-05-27 15:46 | Trackback | Comments(2)

Commented by NAO at 2017-05-28 16:15 x
なんだか今はクレームに異様に敏感な世の中になっているような気がします。
以前、学校の校庭で木登り遊びが盛んだったのに、一人が
木登りから落ちて骨を折ったら、翌日から木登り禁止。
公園で遊んだら近所から「声がうるさい」と言われ
家でゲームしたら、「子供は外で遊んで来い」と言われ、神社でゲームしてたら「ゲームは家でやるものだろう」と言われ。。。
「どこで、遊べばいいんだよ!!!」
と、子供が悲痛な声で叫んだのを覚えています。

運動会の件にしても、子供の為と言いながら、結局は大人の都合にしか聞こえないような気がします。
なんだか寂しい世の中ですね。
Commented by jasmine-boo at 2017-05-28 17:29
> NAOさん
そうなんですよ!(笑)
古き良きを知っている大人(先生も含めて)がなんとかしていかないと、若い世代はこれが当たり前になっていくのが怖いです。
少年野球だって、「そっちいったぞー!!」とか声かけ合わないと危険なのに無言でやれとか意味わかりません^^;
○○禁止が羅列された児童公園の多いこと!